top of page
検索

「強さ」って何や?

  • hatamura1222
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

最近、「稽古は日常の中にあり」

と言うことで

稽古と言う時間を設けてはいないけど

ずっと稽古をしている状態。


武道を始めるキッカケって

誰もが

「強くなりたい」

「ナメられたくない」

「達人になりたい」など

欲望の塊でその道に入る事が多いと思う。


僕は、3歳の時に

親父に強制的に道場に連れて行かれたので

欲望を持つのは後の話になる。


ヤッパリ中学頃になると

「もっと強く蹴りたい」

「誰よりも上手くなりたい」

「もっと喧嘩が強くなりたい」

「モテたい」笑

とりあえず「強さ」に対しての欲望だらけだった。


でも、武道の本質を知れば知るほど

その欲望を手放して行く事になる。


諦めるんじゃなくて、必要がなくなる。


「強さ」と言うモノに対して、意味を問わなくなる。


「強さ」って求めて行く事でも

掴み取る事でも

奪い取る事でもない。


ただ今在る自分に気づき

「受け入れる」と言う事。


これが「強さ」だと思う。

と言うか、「強さ」が「優しさ」に変化するかな!


「武道は愛」


昔は、気持ち悪いな〜って思ってたけど

今ではハッキリと恥じる事なく言える。


だってホンマやから。


〇〇流や、〇〇派や

〇〇道や、〇〇柔術など

武道と言っても無数にある

どんどん枝分かれして

分裂して…。

自分の陣地を守ろうとしている。


これって武道なん?


それを守る事が強さなん?


違うでしょ〜。


もっと大切な事があるでしょ!


宇宙は広いんやで〜!


そんな時は!

ちょっと言葉を忘れてみて下さい。


そして、自然そのものになってみて下さい。


そこに全てありますし

全ては一つと理解出来ます。


それがわかれば

見慣れた世界も、もっと素敵な世界になりますよ!


日常の中でも

「武道やってて良かった〜」って思えます。


そして今日も、まだ気づけていない自分に出逢う為に、また一つ何かを手放して行くんです!

 
 
 

最新記事

すべて表示
親父の2周忌。

今日は、親父の2周忌。 「もう2年も経ったんやな〜」と 色々と思い出していた。 2年前、親父の明日だけが来なかった。 自分を含め 周りは当然のように明日が来たのに 親父には来なかった。 「奇跡をお越したる〜」と言いながら フラフラと歩く親父を思い出した。...

 
 
 
脱力について。

氣空術を含む合気系の武道でよく耳にする「脱力」 以前は自分もそうだけど 指導する時に 「力を抜いて〜」や「もっと柔らかく〜」 とよく言っていた。 でも、最近になって 誤解を招いてしまう言葉は なるべく使わないように努めている。 (でも言ってまうけどw) ...

 
 
 
立ち振る舞い。

武道の稽古はちゃんとするけど 日常生活の動きをおろそかにしてる人は多いと思う。 立っている時。 座っている時。 歩いている時。 日常の立ち振る舞いの全てが稽古であり 武道の極意が溢れている。 その大切さが最近とてもよく理解出来る。...

 
 
 

Comments


bottom of page