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言葉を忘れたその先に。

  • hatamura1222
  • 6月17日
  • 読了時間: 3分

人にとって

自分の意思を伝える為に必要な言葉。


言葉が無いと

何を言いたいのか?

何を思っているのか?

そんなのわかるはずもない。


雰囲気で、ぼんやりとなら

その人が想っていそうな事がわかる事もあるけど

予測に過ぎない。


たとえ本心を言葉で伝えたとしても

自分の内部の感覚の隅々までは

言葉で全てを伝えきる事は出来ない。


氣空術の稽古でも同じで

特に感性が大切で

言葉だけでは理解できない感覚の世界だ。


言葉は感覚の後から出てくる。


言葉とは

その人が感じたモノの1番近いニュアンスを

相手に認識してもらう道具に過ぎない。


だから、言葉からその人本来の

100%の感覚を捉える事は出来ない。


言葉は感覚の抜け殻みたいなモノで

その外観があるだけで、中身(本質)は無い。


中身がないから

同じ言葉でも捉え方の違いから

良いか悪いか

好き嫌い

賛成反対

などの意見に分かれていく。


そして、同じ意見同士が仲間を組み

違う意見のグループと争いだす。


言葉に踊らされている。


武道においてもそうだ。


「これは、本物だ」

「これは、偽物だ」

「この人は強い」

「この人は弱い」


それが何なんや?


言葉に踊らされてるモノ同士で競い合って

何を得る事が出来るんやろか?


しょーもないね〜。


武道(特に合気)は感性で掴み取るモノ。

もし、言葉だけで理解出来るなら

わざわざお金を払い道場に行く必要もない。

本を読めば皆んな会得出来ているはず。


でも

それが出来ないから、感覚を求めて道場に行く。


感覚を求めて行ったのに

まだ頭で理解しようとする。


どこまでも言葉に頼ろうとしてしまう。


それは

結果を明確にデータとして形に現したいから。


でも、本質は形では現す事は出来ない。


だって、言葉になる前の感覚が

その人の本質なんやから。


言葉が生まれる前のエネルギーを

そのまま感じ取る必要がある。


宇宙が出来て138億年。

言葉の原型が出来たのは

今からたった5万年〜10万年前みたいや。


そんな歴史の浅い

たかが人間が作った言葉に支配されてええの?


自分達の祖先は

僕達をわざわざ踊らせる為に

言葉を作ったんじゃないやろ〜。


道具は使うモノ!

踊らされるモノじゃない。


言葉(抜け殻)を手掛かりにして

本質を見つけ出さないと行けない。


だからこそ武道は

とてつもなく深く

とてつもなくオモシロイ‼️


本質は一つ。


それが、沢山の言葉によって色んな解釈が生まれ

その解釈の多さに迷い、混乱し、脱落してしまう。


そんなん勿体無いで!


言葉の奥にある本質を掴みとろう!


言葉を忘れたその先に、答えは現れてくれる!


このブログも、文字で理解するのではなく

このメッセージにかけた本質をエネルギーのまま理解してもらえれば、とても嬉しいです。

 
 
 

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